砂防堰堤の現場 Location
大きな構造物をゼロから造り上げる 達成感は格別です。 その醍醐味を一緒に味わいませんか。

expert

施工管理

今田 康志

工事部 主任技士
1989年入社

初めて任された現場は忘れられません。

地元の工業高校の土木科を出ました。家が兼業農家なので地元に残ることを考え、できるだけ大きな安定した会社に入りたいと思い、柿﨑工務所を選びました。所属は入社からずっと変わりありません。新人の頃は先輩の現場に付いて、仕事の段取り、技術、知識を身につけていきました。23歳で土木施工管理技士の資格を取得して、そこから現場代理人として一人立ちし、最初に最上川沿いの大久保第二遊水地の護岸工事の現場を任されました。それ以前から携わっていた現場だったので、工事の内容自体は理解していましたが「任される」というプレッシャー、緊張感はそれまでにないものでした。書類作成も含めて現場代理人はやることが多いので、連日遅くまで仕事をしましたが、やり遂げたときは大きな達成感を味わうことができたのを覚えています。

砂防堰堤の現場

30年以上、主に河川、砂防工事を担当しています。

私は30数年のキャリアがありますが、担当してきた多くは河川、砂防工事になります。工事の種類としては主に河川の氾濫を防止するための護岸工事、堤防を築造する築堤工事、土石流の被害を防ぐための砂防堰堤工事にわけられます。今、担当しているのは最上川水系の立谷沢川流域の潜岩砂防堰堤工事になります。右岸から左岸まで約120メートルの堤頂長があり、10年がかりの工事の3年目になります。私のほかに現場技術員、作業員、重機オペレーターなど総勢10数人の現場です。スケールの大きな現場で、人里離れた自然のなかの仕事は気持ちがいいものです。また大きな構造物を造り上げる達成感、醍醐味は何年やっても堪らないものがありますね。

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若い人の意見を聞いて現場をまとめています。

現場で最も大切にしているのはチームワークです。若い人もいればベテランもいる。経験の浅い人もいれば熟練の人もいる。人手が足りなければ当社だけではなく協力企業からも現場に入ってもらいます。そういう人間が集まって、一つの工事に取り組むとき、みんなの意見を聞くのが一番大切だと思っています。私のやり方や考え方はありますが、意見を出し合って話し合って、それぞれが納得して作業に入ってもらう。若いときはムキになって自分の考えを通したこともあったんです、でも年の功ですかね(笑)、30代以降は若いときのようにワーワー言っているだけでは駄目だと感じたんですね。それで今のようにコミュニケーションを大事にすると、現場の雰囲気も良いし、動きも良くなりますからね。

砂防堰堤の現場

当社を担っていく方、お待ちしています。

ひと昔前と違って、近年はICT化が進んでいます。衛星からの電波を拾って機械が自動運転するといった現場になりつつあります。測量でもドローンでレーザーによる航空測量もできるようになり、それを解析して3D化していくといった手法などもどんどん入ってきています。そうした新しい技術を若い人が修得して活かしてもらいたいと思っているんです。作業員も、以前はすべて当社の社員でまかなえていましたが、今は協力会社に頼むことも少なくありません。ぜひ若い人に入ってもらってこれからの柿﨑工務所を担っていってほしいと思っています。待遇はじめ仕事の環境は改善を重ねてとても良くなっているし、先ほども言いましたが自然相手で困難なこともありますが、何もなかったところに大きな構造物を造り上げるやりがいを一緒に分かちあいたいです。

My favorite moment

私が幸せを感じる瞬間