工場長
石山 謙吉
工事部
関山プラント 工場長
2007年入社
当プラントでは砕石場を火薬を用いて粉砕し、岩石をプラントに運び骨材を生成しています。具体的には、まず発破技士である私がどこに発破を仕掛けるか決め、削岩機で穴を開けて火薬を装填します。砕かれた岩石をホイールローダーによってダンプに積み込みプラントに運び、オペレーターの操作によってクラッシャーで破砕、整粒します。骨材の種類は多くありますが、主に道路用、住宅用、生コンなど建築現場用などにわかれます。当プラントの年間生産量は10万㎥、砕石場としては中規模になりますが、生産する骨材は100%、柿﨑工務所かグループ企業の現場で使用されるものです。建設会社が自社で砕石場をもっているのはすごくメリットがあると思います。
毎年需要が安定しているため、近年砕石場を拡大し長期的に生産量を維持できる体制をとりました。またグループ全体としても公共工事が多いので年2回、外部の検査会社に依頼して品質検査を実施し、JIS規格に沿った品質を維持するよう務めています。私は18年前に当社に入社し、3年前に工場長になりました。前職も砕石工場で仕事をしていたので、砕石の現場は長いです。砕石現場の仕事の魅力は、私は発破技士なので、イメージ通りに山を削れたときは嬉しいですね。職人技と言いますか、どう削っていくか、というこだわりがあるんですね。プロにしかわからない世界ですが。また砕石は全体的にダイナミックなところが面白いですね。
プラントの運営自体はそれぞれに持ち場があって、少数精鋭でやっています。チームワークを大切に、コミュニケーションも朝のミーティングから体調管理のこと、危険な作業への安全対策などを確認し、作業中も各重機にはヘッドセットをつけて密に連絡が取れるようにしています。世間的に職場としてはあまり馴染みがないかも知れませんが、興味のある人がいたら、ぜひ仲間に加わってほしいです。全体的に高齢化してきているので若い方がきてくれると嬉しいですね。
現場支援
佐藤 洋子
工事部 関山プラント
2019年入社