社員が地元で豊かな生活を送れるよう、
できるだけのことをしたい。
そしてみんなで地域を盛り上げていきたい。
代表取締役社長 柿﨑 和朗
当社は創業者 柿﨑力が個人で起業し、建設省(現国土交通省)に資材を納める工事資材供給業者となり、その後、昭和27年に「柿﨑工務所」の名称で建設登録を取得し建設業の営業を開始しました。以来、国土交通省を中心とした土木工事を最上エリアで手がけてきました。近年では土木工事に加えて建築業、再生可能エネルギー発電事業なども展開しています。事業の幅、事業規模の拡大にともない社員数も増えてきましたが、活動のベースは地元、新庄を中心とした最上エリアです。
当社の大きな特徴の一つとして土木工事の直営の施工能力があります。一般的にある程度の規模になると実際の施工は協力会社に頼むことがほとんどですが、当社の場合、社内に作業員、重機オペレーター、大型運転手など建設技能者がいるので、直営施工が可能です。これは当社の伝統ともいうべき陣容で、機動力、対応力に優れ、なおかつアスファルトや生コンの工場も保有しているので、一気通貫で工事を請け負えるメリットがあります。
最上エリアにおける土木工事の需要は今後も堅調に推移していくと考えられます。技術的な競争力や企業体力の面で当社はどこにもひけをとらないと自負しています。当社が培ってきたノウハウ、築いてきた信頼を次の世代へ引き継いでいくために、地元の人の力が必要です。
受け入れ体制としては、働き方改革の浸透とともにいちはやく職場環境の改善に取り組み、時代に合った福利厚生の拡充もはかってきました。休日休暇や諸手当はじめ、給与面もエリアトップクラスのものを用意し、気持ち良く働ける環境づくりに力を入れています。少子化で若い人が減り、さらに地元に就職する人も減っていますが、最上でも都市に出て働くのと同じように生活が充実できるなら、地元から出なくてもいい、最上で仕事をしようと考える人も現れると思います。だから当社は社員一人ひとりに充実した生活を送ってほしいと考え、その実現を支える待遇を整備していきます。
地域の人口が減っていくと、残った一人ひとりが地域で担う責任は重くなり、社会的な活動における要請も高まると思いますが、当社は社員が地域においても大事な人材なってほしい、それぞれの町内において必要な人として盛り上げていってほしい、そう考えています。当社は長く地域とともに歩んでいます。これからも社員力を合わせて地域に貢献できる会社として存続していけたらいいなと思います。